2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
はなちゃんのみそ汁講座 「こんなに喜んでもらえるなんて。幸せだね。やってよかった」 みそ汁講座を終えた直後の娘の率直な感想だ。 宮崎県小林市立東方中学校の調理室。 36人の生徒たちは、自分たちで作った約60人分のみそ汁を鍋に残さず飲み干した。 大学…
ボディコンテストで1位 がん患者支援のチャリティーイベントで、ある青年と出会った。山口県岩国市の海上自衛隊に勤務する松岡力也さん。彼はステージ4のがん患者だった。 2度の手術、抗がん剤治療などで病を克服。 今は、自衛隊勤務の傍ら、スポーツモデ…
やさしいバイク愛好者たち がんの子どもたちや家族を支援するチャリティーイベントに参加した。 バイク愛好者の団体が主催。会場は、北九州市若松区のひびき海の公園。 娘は、特設テントで、100人分のみそ汁を作った。 20リットルの昆布だしに200グラムの削…
名古屋名物ひつまぶし やばい、と思わず声が出た。 名古屋名物、ひつまぶし。 出張先の名古屋で、33年ぶりに再会したT君にごちそうになった。 T君は大学生時代、僕が勤務する福岡の会社でアルバイトをしていた。 職場では、僕の隣に座っていた。 今は大手新…
一方通行の関係にならないように 名古屋駅に到着すると、今年6月に三重県四日市市で出会った母親グループの3人が待ってくれていた。純子母ちゃん、あーやん、四日市の花ちゃん。本名は知らない(笑)。彼女たちは、四日市での講演会と映画「弁当の日」上映会…
パパは育毛優先 青は意外だった。 でも、よく似合っている。 パパはどんどん白くなる。 「久しぶりに、染めてみようかな」 そうつぶやいたら、「パパは、アッシュグレーが似合いそう」と娘。 ホーユー メンズビゲン グレーヘア (ナチュラルグレー) 1剤40g+2…
突然の出来事 妻千恵の追悼コンサート「いのちのうた」で、アンコール曲「JUMP」の演奏を終え、会場のみなさんにお礼のあいさつをしようとしたときだった。僕の目の前に、娘の彼氏ねすたが立っていた。 「この写真も一緒にお願いします」 ねすたが手に持って…
後で後悔しないように 今朝も午前5時半に目が覚めた。 朝を迎えられたことに感謝。 生かされていることに感謝。 亡き妻がよく言っていた。 人はいつどうなるか、誰にもわからない。 今日は元気であっても、明日、突然この世からいなくなることだってある。 …
若者の造語を生む力 妻の追悼コンサート「いのちのうた」の翌日、体が鉛のように重く、ずっと横になっていた。 夕方は、娘の親友しおりちゃんがやって来る。しおりちゃんは、いつも僕の手料理を楽しみにしてくれている。だが、体がきつい。食材も買ってきて…
「生きる」を楽しむ 音楽が大好きだった亡き妻が、悔しがりそうなほど盛り上がった「にぎやかな法事」でした。昨夜、送られてきた知人からのメールをご紹介し、「いのちのうた 第17章」終了の第一報とさせていただきます。 安武さま こんばんは、今年も最高…
母を身近に感じるステージで 始まりがあれば、いつか終わる日が訪れる。 寂しいが、仕方がない。 今年の「いのちのうた」が、娘の“ラストダンス”になりそうだ。 夜、いつものメンバーでダンスの練習を終えた娘が、ぽつりとつぶやいた。 「多分、今年で最後に…
手作りでは出せない味 娘はよく働く。13連勤のアルバイトを終えた夜、LINEで「今夜は何が食べたい」と尋ねると「マックがいい」と娘。 「ハンバーグを焼いてバンズに挟んで作ってあげるよ」 そう伝えたが「なんか、マックの気分なんよ」。 娘はヘトヘトに疲…
駅構内を走り続けた9分間 その日、僕は広島県神石高原町での講演を終え、徳山駅にいた。 時刻は、博多行きの新幹線に乗車する20分前。まだ余裕があったため、土産売り場に向かった。 3人分の尾道ラーメンを買い、改札を抜け、エスカレーターで新幹線のホーム…
大切な人を亡くした後、どう生きるか 元読売テレビアナウンサーの清水健さんと対談することになった。清水さんは、妻を乳がんで亡くしたシングルファーザー。家事や子育て、PTA、地域活動などに悪戦苦闘しながら踏ん張って生きている。 対談を前に、清水さん…
こっそりはうまい 娘がアルバイトで家にいない夜。 冷凍庫の奥の方に隠しておいた高級アイスをこっそり食べる。 自分のお金で買ったアイス。 後ろめたさを感じる必要はないはず。 なぜ、こっそり食べるのだろうか。 理由はよくわからない。 でも、こっそりは…
家庭教師は娘の彼氏 朝からそわそわしていた。大阪から元読売テレビアナウンサー(現フリーアナウンサー)の清水健さんが、小学生の一人息子を連れて、わが家を初めて訪ねてくるからだ。2人の到着は夜なのに、昼過ぎにはバーベキューの準備が整っていた。 清…
不器用だが、やさしい 妻の葬儀を終えて3週間後の夜、僕たち親子は自宅のバルコニーにいた。当時5歳の娘と一緒に、真夏の夜空に打ち上げられる花火を見ていると、インターホンが鳴った。玄関には、友人で運送会社社長のヨウイチが寿司桶とビールを持って立っ…
妻がいない花火大会の夜 2008年8月1日、自宅近くの大濠公園では恒例の花火大会が催された。 妻の千恵が亡くなって約3週間。まだ、現実を受け止めることができなかったころだ。 僕たち親子は、バルコニーにデッキチェアを並べて、夜空に上がる花火を眺めてい…