はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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健康

娘の1日限定カフェに来てくれた亡き妻の主治医

友人知人が集う場に 2月7日、娘が“1日店長”を務めたカフェ「Hana Kitchen」。 開店と同時に満席になり、厨房は閉店間際までフル回転。大盛況だった。 店内は、娘と僕の友人や知人が一堂に集う場にもなった。 調理の合間に、久しぶりの再会に乾杯。「はじめま…

意志が弱い自分に絶望した夜

飲酒は禁止のはずなのに 人間ドック前夜。素敵な店に誘われて。 こんなもの出されたら。 人生初の「牛タンしゃぶしゃぶ」。 そりゃ飲みますがな。 生ビール2杯とハイボール1杯。悪いやつと。 締めは雑炊。 20時に帰宅しました。 牛タン 専門店 タンしゃぶ亭 …

職場でこっそり読んで涙した妻のブログ

そこにいるだけでいい 大切な人がそこにいる。 今、生きている。 何に不満があるんだ。 十分じゃないか。 そんなことに気づかせてくれた亡き妻のブログ「そこにいるだけでいいということ」。 17年前、職場でこっそり読んだ。 がん闘病中の妻から僕へのメッセ…

娘が泣きながら捨てたタバコ

大切な人のために生きる ダイニングテーブルの上にタバコが置かれてあった。 前日、わが家を訪れた友人のものだった。 タバコが置かれたテーブルで、娘が朝ごはんを食べ始めた。 その光景を見つめながら、僕は、15年前のある朝の食卓を思い出した。 わが家の…

ねすた、娘の見舞いを拒否

本当のやさしさとは 先日、娘の彼氏、ねすたがインフルエンザに感染した。 病院で処方してもらった薬を飲んでも熱が下がらず、相当きつそうだった。 娘がみそ汁を作って持って行く予定だったが、ねすたが、それを拒んだ。 娘に感染させてしまってはいけない…

「食う寝る出す」は人生の三大要素

大切なことはユーモアを交えて 闘病中の妻のモットーは「大切なことはユーモアを交えて伝える」ことだった。 亡くなる91歳まで若さを保ち、自身の栄養学を実証した川島四郎先生の名著「食べ物さん、ありがとう」(朝日文庫)。妻は、この本からその極意を学…

14年ぶりに再会した韓国人女性の優しいハグ

妻とソヨンさんのつながり 僕と千恵がカナダに1カ月ほど滞在した際、現地でお世話になった女性がいる。 韓国人のソヨンさん。 昨日、観光で福岡を訪れた彼女と食事をした。 千恵が亡くなった翌年2月に会って以来だから、14年ぶりになる。 食事中、娘は千恵と…

食と命のつながりに気づいて

新聞の連載記事を書籍化 日々の食事が、がんの原因になる、とは断定できないかもしれない。 だが、日々の食事とがんは関係ない、とは言い切れない。 亡き妻千恵が、そのことに気づいたのは、2003年12月だった。 西日本新聞で始まった連載「食卓の向こう側」…

ため息の冷麺

約束は腹八分 娘のため息が漏れた。 注文した冷麺が運ばれてきたときだった。 2023年8月15日 お盆の15日、娘はアルバイトを入れてなかった。 彼氏もサッカーの試合で大阪に遠征中。 よって、親子2人で外食に出かけることにした。 娘は牛タンが大好物。 「せ…

血液検査の数値が改善した理由

ボクシングで減量に成功 ずっと抱えていた不安がどこかに吹き飛んだ。 血液検査の結果を見ると、すべての数値が改善していたのだ。 僕は37歳のときに慢性腎臓病と診断された。 千恵との結婚式の直後だった。 1年間休職し、ステロイド薬によるパルス療法など…

わが家の冷や汁(レシピ付き)

熱中症対策にも 連日35度以上の猛暑が続く福岡。 こんな日の朝食は、冷や汁だ。 作り方は簡単。 輪切りにしたキュウリをボウルに入れ、みそで揉む。 ※1人分のみその量は12g〜15g程度。 氷水を注ぐ。 お椀に分けて、すりゴマと刻んだミョウガと大葉をたっぷり…

夏だ!

ウェイクボード 芦屋の海でウェイクボード。 ひゃっほーい! Majiで転ぶ5秒前。 常福寺に泊まり込みで強化合宿中。 きょうは2日目。 ウクレレユニット「トミー&ヤス」の富武さんも合流。 体が痛い。 ***************************…

20年連続のみそ作り

わが家の恒例行事 娘は大学のテスト期間中。 余裕がなさそうだったため、 実家の母に手伝ってもらった。 2023年7月15日 8キロを2瓶、計16キロを仕込んだ。 わが家と実家、1年分のみそを確保。 今年はどんな味に仕上がるか。 11月の出来上がりが楽しみだ。 じ…

はなぱぱの縄跳び

頭の中は「ロッキー」のテーマ曲 ボクシングジムに通い始めて9カ月。 こんなにハマるとは思わなかった。 何もかもが、理論的でおもしろい。 間合いの取り方や足さばきは剣道、腰の横の回転を使うストレートの打ち方などは野球やゴルフに通じるものがある。 …

親子でYouTuberっぽいことやってみた

マットレスの開封レビュー 栄養と睡眠と運動。 どれも大事だが、わが身を振り返ると、 おろそかになりがちだったのが、睡眠の質。 そこで、新しい寝具を買った。 人生の3分の1が睡眠時間。 寝ることは生きること。 2023年6月20日 youtu.be 【ニトリ】 NITORI…

いのちの塩

きょうの弁当 ゆで卵に塩をひとつまみ。 海水を平釜で煮詰めて濃縮、結晶化させた昔ながらの製法で作った自然塩。 多くの若者に足りない栄養素は、タンパク質や炭水化物ではなく、ビタミンやミネラル。 倦怠感、精神不安定など心の問題を含む体調不良は、微…

全身に黄疸

千恵は気づいていたのか 本当は、もう治療方法がなかった。 僕は、そのことを千恵に伝えることができなかった。 奇跡が起きることを祈り続けた。 千恵に隠れて、泣きながら食事を作った。 ふつうに接することが、これほど難しいとは想像もしてなかった。 こ…

みんないろいろ抱えているんだ

妻を乳がんで亡くした元プロ野球選手 乳がんの早期発見や治療などを呼びかける元プロ野球選手がいる。 ソフトバンクホークスのOB、鳥越裕介さん。 鳥越さんは、2008年に当時34歳だった妻を乳がんで亡くされた。 その年、僕と千恵は、九州がんセンターの待合…

プライスレスな梅干し

妻の梅仕事 先日、9年前に知り合った女性と、わが家で再会した。 彼女は娘と同世代。 一緒に料理を作り、3人で食卓を囲んでいるときだった。 ふと、妻が16年前に漬けた梅干しのことを思い出し、 この女性に食べさせたくなった。 かなり酸っぱい、大粒の梅干…

屁を色や音符で表現する女

変な音楽家 職業柄、いろんな人と付き合ってきたが、 屁に色をつけたり、音符で表現したりする人は、妻だけだった。 ちなみに、彼女はソプラノ歌手。 抗がん剤治療中も歌い続けた(2008年3月3日) 「み」(2008年5月26日) 昨日は久しぶりに吐くことなく一日…

運動やってますか

ジョーになったつもりの男 ボクシングジムに通い始めて8カ月。 トレーナーから「そろそろ、対人で実戦練習をやっても良さそうですね」 と告げられた。 おおおおおおおお〜 頭の中で、「あしたのジョー」のテーマ曲が流れ始めた。 立て〜立つんだ〜 じょおお…

心と体がきついときに

そんなときは、一緒にご飯 やっと、ご飯がのどを通るようになった娘。 随分、痩せて、みんなから心配されていたが、元気を取り戻したようだ。 ちょっと、頑張りすぎたのかな。 そんなときは、一緒にご飯。 なぜか、ねすたもついてくる。 ねすた(左)とはな…

食べてくれる人が、そばにいてくれる幸せ

娘の弁当 「きょうも、よろしくね」 2日連続で、娘から弁当のリクエスト。 ついでに自分の弁当も作った。 もし、僕が死別の独り暮らしだったら、 食べることも、いい加減になっただろうなあ。 食べてくれる人が、そばにいてくれる幸せ。 ゆで卵に少しの塩。…

ココロの中で生きている

MLで知り合った3人 乳がん患者が交流するメーリングリスト「テディベア」で知り合った3人。 テディベア | 乳がん患者グループ 妻の千恵、ゆめみんさん、ぎこさん。 2004年、わが家でオフ会をやったとき、 僕も2人に会うことができた。 闘病中とは思えないほ…

神に願いは届かなかったけど・・・

使える薬が減っていく 再発・ 転移したがんの治療で目指すのは、多くの場合、初回の治療とは異なる。 治療の目標には「がんを治す(根治)」「がんの進行を抑える」「がんによる症状を和らげる(緩和)」ことがあげられる。 初回の治療では、多くはがんが臓…

それでも笑いを届けたい

6月がやってくる 明日から6月。 「もって、今月いっぱい」 と主治医に告げられた、あの6月。 15年目も、やっぱり、しんどい。 乗り切れるのか。 夏よ、来い。 オクラ、黒豆、7分づき玄米、ナスのみそ汁。乗り切るために食べる(2023年5月25日) 以下、妻が体…

それでも伝え続けたい

肺に水をためながら講演 2008年5月中旬。 目に見えて、妻の体調が悪くなり始めたころ。 肺には水がたまっていた。 それでも、精力的に活動。 イムズ(福岡市中央区天神)に開設された農産物直売所に通い、 「食」と「いのち」を伝え続けた。 妻が手伝ってい…

妻が娘を産んで気づいたこと

胸が締め付けられたメッセージ 最近、娘の日常では、さまざまな悩ましい問題が起きているようだ。 朝の表情を見ていれば、パパは分かる。 生きていれば、いろいろある。 楽しいことよりも、つらいことのほうが、多いかもしれない。 何があったのか聞きたいと…

家族の時間

時が過ぎ、ようやく気づく そういえば、家族3人で朝の散歩を続けていた時期があった。 妻の体力づくりと朝の時間を家族で共有することが目的だった。 2匹の犬も一緒に。 思いのほか、楽しかった。 ありふれた日常だったけど、もう2度と戻ってこない幸せな時…

病状が重くなるサインに気づかず

悔やんでも悔やみきれない 自分の体力のなさを笑い飛ばしているけれど、 恐らく、千恵の体から病状が重くなるサインが出ていたのではないだろうか。 それなのに、俺ってやつは。 残業や仕事の付き合いばかりで、彼女につきっきりではなかったように思う。 今…